ここでは手の中でも腕の痛みの原因となる病気、四十肩・五十肩について詳しく説明していきます。
腕を上げようとしても上げにくい状態だったり痛みがあるような場合は、四十肩・五十肩かもしれません。特に中高年以上の方はその可能性も高まります。肩の関節は人体の中でも大きい関節ですが、普段の生活の中では動かすことの少ない場所でもあります。動かす範囲が狭かったり動かさない期間が長いと、関節の老化が進み機能が低下していきます。四十肩や五十肩は、この年齢辺りになると肩の機能低下が症状として現れやすいことが由来となっています。
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四十肩・五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」という病気で、肩関節の周囲に炎症を起こした状態や腱板が損傷している状態です。肩の可動域が極端に狭まることで、肩を動かしづらい、腕を上げられない、動かすと痛みがある、といった症状を起こすのが特徴です。また、いわゆる「肩こり」のひどいバージョンとして考えられていることも多いですが、肩こりと四十肩五十肩は全くの別物です。肩こりは筋肉の疲労やこわばりなのに対し、四十肩五十肩は関節に炎症が起こって関節の機能が低下している状態だからです。
四十肩・五十肩の治療は、温めることを基本に可動域を広げる為の運動を行うことが重要です。また関節は冷やすことでより固まって動かしづらくなってしまうので、治療するにあたっては冷やさず温めるようにする必要があります。そして、炎症や痛みが強い場合には消炎鎮痛剤を使用して対処します。
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他の原因については、以下のページをご覧ください。
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⇒ 頸椎椎間板ヘルニア
⇒ 変形性頸椎症
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