ここでは手の痛みの原因となる病気、変形性CM関節症について詳しく説明していきます。
変形性CM関節症とは、親指の付け根にあるCM関節に変形が起こるものです。別名「母指CM関節症」とも呼ばれます。変形性関節症は関節であればどこでも起こり得る病気で、中でも最も多い変形性膝関節症や変形性股関節症などが有名です。
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ヘバーデン結節やブシャール結節も、この病気と同じで変形性関節症の一種です。手指の関節の中でも最も多く見られるのはヘバーデン結節と言われています。
痛みを感じるのは親指の付け根や手首周辺で、特に瓶の容器の蓋を回す動作で力を入れる際に痛みが強く生じるというのが特徴です。ドアノブを回す動作やハサミを使う動作でも同様の事が言えます。進行すると物を掴むことが困難な状況に陥ってしまいます。
治療法としては主に保存療法が取られます。局所の安静と固定、消炎鎮痛剤などを注射する薬物療法などが基本となります。
また、痛みが強い場合や関節に亜脱臼を伴っている場合、保存療法で効果が一向に見られない場合などは、手術も視野に入れます。関節固定術や靱帯を再建する関節形成術などの手術が取られます。
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他の原因については、以下のページをご覧ください。
⇒ 手の指の痛みの原因と病気一覧
⇒ 手首の痛みの原因と病気一覧
⇒ ヘバーデン結節
⇒ ドケルバン腱鞘炎
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