ひょうそ(ひょう疽)
ここでは手の痛みの原因となる病気、ひょうそ(ひょう疽)について詳しく説明していきます。

ひょうそという病気を知っている方は少ないかもしれませんが、実は意外と身近な病気です。特に水仕事の多い主婦や調理師など、指が湿った状態が続くような環境の方に多く見られる病気です。
ひょうそは正式には「化膿性爪囲炎」と呼ばれ、その名の通り爪の周りが化膿して炎症を起こす病気です。


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ひょうその原因は、指先が荒れていたり傷がある状態で、黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌に感染することで発症します。調理師や清掃業者などの水仕事はもちろん、乳幼児の指しゃぶりや女性に多い巻き爪などがきっかけとなることがあります。

症状は、手足の爪周辺の指先が赤く腫れて痛みます。爪の周りに白い膿が溜まる膿疱ができたり、つぶれて膿が出てくるような症状も見られます。炎症がひどいと指関節にまで広がり、指を曲げづらいといった症状を起こすこともあります。また、爪が剥がれてしまって、痛みがより強まってしまうこともあります。

治療は、自然治癒で治ることもありますが、放っておくと悪化しやすいので注意が必要です。まず検査によって原因菌を特定し、その原因菌に対する抗菌薬を使用します。痛みに対しては鎮痛剤も使用して対応します。炎症が強く熱を持っている場合には、冷湿布などで冷やして炎症を抑えます。膿疱は切開して膿を取り出して対処します。
悪化や再発を防ぐためには、爪周囲を濡れたままにせずしっかりと乾燥させ清潔に保つことが重要です。


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他の原因については、以下のページをご覧ください。

⇒ 手の指の痛みの原因と病気一覧

⇒ 手のひらの痛みの原因と病気一覧

⇒ 手の甲の痛みの原因と病気一覧

⇒ 手首の痛みの原因と病気一覧

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