ドケルバン腱鞘炎
ここでは手の痛みやしびれの原因となる病気、ドケルバン腱鞘炎について詳しく説明していきます。

ドケルバンとは人名で、スイスの外科医であるフリッツ・ド・ケルバン医師によって報告された病気です。腱鞘炎の一種で、手首の母指側にある腱鞘とそこを通過する腱に炎症が起こった状態です。親指を動かすときに痛みが生じるので、物を掴んだり持ち上げたりすることが困難になってしまいます。


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痛みが出る場所としては、手首の親指側や手のひらの親指側などに生じます。
ドケルバン腱鞘炎の症状域の図
手首が少し痛い、親指を動かすと違和感を感じるなど、少しでも異変があればドケルバン病の診断のために「フィンケルシュタインテスト」を行って判断するのが良いでしょう。
フィンケルシュタインテストとは手を伸ばした状態で親指を他の指で握り込み、小指の方向へ傾けたときに手首に痛みが出ないかで診断をするものです。
筋を伸ばしたときの心地よい痛みとは違った多少強めの痛みを感じた場合は、一度診療を受けに行くことをお勧めします。

治療は保存療法をまず最初に行います。局所にステロイド注射を施したり炎症を抑える投薬を施したりして、安静にして様子を見ます。症状の改善が見られなかったり悪化する場合は、腱鞘を切開する外科手術を施す場合もあります。


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他の原因については、以下のページをご覧ください。

⇒ 手のひらの痛みの原因と病気一覧

⇒ 手の甲の痛みの原因と病気一覧

⇒ 手の指の痛みの原因と病気一覧

⇒ 手首の痛みの原因と病気一覧

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