キーンベック病
ここでは手首の痛みやしびれの原因となる病気、キーンベック病について詳しく説明していきます。

キーンベック病はその名の通り、オーストラリアの放射線科医キーンベック氏が報告した病気です。別名「月状骨軟化症」とも言われています。月状骨は手首を構成する8つの手根骨の内の1つで、半月のような形をしていることが名前の由来です。


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キーンベック病はこの月状骨が血行障害によって壊死、軟化してしまう病気で、20〜40代の男性の方に多く見られ、やはり手をよく使う職業の方の発症が多いです。

キーンベック病を発症する直接の原因はいまだ解明されておらず原因は不明ですが、おおむね血行障害や手の酷使、小さな外傷の繰り返しが原因と考えられています。
症状としては、手を使うと手首に痛みと膨張が見られます。また、握力も低下し手首の可動域が狭まり手首を動かすのが不便になります。

治療は、軽度であればギプスやサポーターを用いて固定し安静にします。なるべく手首を使わず負担がかからないように注意します。程度の重いものであれば骨切り術や骨移植など外科手術を施す場合もあります。


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他の原因については、以下のページをご覧ください。

⇒ 手首の痛みの原因と病気一覧

⇒ TFCC損傷

⇒ 変形性CM関節症

⇒ 中手骨骨幹部骨折

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