ここでは手の指先の痛みやしびれの原因となる病気、糖尿病性神経障害について詳しく説明していきます。
糖尿病とは、食事や運動、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣が深く関与して発症する生活習慣病のひとつで、予備軍も含めて日本人の10人に1人、全国に1000万人以上も居ると言われています。従って、糖尿病は非常に身近な病気と言えるのです。
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糖尿病の三大合併症として挙げられるのが、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害です。糖尿病は成人の失明の原因第一位でもあり、腎疾患で人工透析を受ける患者の第一位でもあるほどの重大な病気です。
糖尿病の症状として、手のしびれがあります。糖尿病になると、血液中のブドウ糖の数値が上昇し血糖値が上がります。これにより神経細胞がブドウ糖にさらされ神経に異常をきたし、手のしびれや足のしびれとして発症するのです。症状が進行すると痺れるだけでなく、感覚が鈍り怪我などによる痛みや異常を感知できなくなってきます。さらに運動機能が著しく低下してしまうので、手で物を掴んだり両足で立って歩くといった通常の日常生活を送れなくなってしまうほどです。
指先のしびれや痛みというのは、このような重大な疾患の前兆として現れていることもある為、軽視することは非常に危険です。早い段階で検査や治療を受けることが重要となります。
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他の原因については、以下のページをご覧ください。
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⇒ 手のひらの痛みの原因と病気一覧
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